The page is loading...
05.11.14
“Rouge”ビハインドストーリー:ボトル篇

「ビューティーの世界でも、自分のスタイルを貫きたい」-クリスチャン・ルブタン

ルージュルブタンのピンヒールのようなキャップの下のボトルは、普通のものとは一味違います。17世紀から18世紀のヨーロッパ建築に見られたクラシカルな手すりのデザインにインスパイアされたボトルは、Verreries Pochet du Courval社(以下、ポシェ社)の協力によって完成しました。ポシェ社は、香水などに使われるラグジュアリーなボトルを制作するエキスパートで、1600年代から続く歴史ある企業です。

8インチほどの高さのルブタンのネイルカラーは、これまでのデザインの常識には縛られません。女性のハイヒールを思わせるキャップは、ネイルを塗る時には、フェミニンでエレガントな滑らかなタッチの筆ペンへと早変わり。付属のブラシはちょうど良い量のネイル液を含むように、繊細に設計されています。外からは見えないキャップの内側にもルブタンのシグネチャーである鮮やかなレッドが塗られた、驚きにあふれたデザインです。

ノルマンディー地方の森の中からスタートしたポシェ社は、ラグジュアリーな香水や化粧品向けのガラスメーカーの分野において、世界をリードする存在になりました。毎日百万点以上のガラス製のボトル、ジャー、密閉容器が、北フランスの工場から世界各地へと出荷されています。

クリスチャン ルブタンのボーテラインのネイルカラーは、ルージュ、ポップ、ヌード、ノワールの全てのカラーがマルチファセットガラスを使用したボトルに入っています。このボトルは、ただ美しいだけではなく、4世紀近くの歴史を誇る職人技によって創り出された真の芸術品なのです。