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06.07.16
クチュール アカデミー

Ulyana Sergeenkoの豪華絢爛なクチュールコレクションには、彼女自身の故郷であるロシア文化からの強い影響とノスタルジックな想いが込められています。2016FWコレクションも、そのスタイルは変わりません。Sergeenkoのコレクションが、彼女が子供時代を過ごした1980年代のロシアに私たちを誘いました。

デカダンな雰囲気のイブニングウェア以外、今シーズンのSergeenkoのコレクションはデイタイムに着られるようなスタイルが中心でした。ハイウエストのプリーツ加工が施されたパンツ、キラキラと輝くボディースーツと組み合わせたツイードのパンツスーツ、シアーなセーターなどが、コレクション全体に日常の雰囲気を醸し出しました。リブニットのタイツとニーハイソックスに合わせたヌードカラー、バーガンディ、ブラックのクリスチャン ルブタンのパテントローファーが、コレクションに学生風の印象をプラスします。 

続いて登場したのは、パッチが縫い付けられたレザーのミニスカート。まるでキャンパスからキャットウォークへ駆けつけたかのような、ヴィンテージのバイク用のヘルメットを身に着けたモデルに、幅広のガーターベルトがエッジィな魅力を加えます。

アカデミックルックが終わり、ステージに現れたのは煌びやかなドレスの数々。首回りにドレープのある床に届きそうな長さのものや、全体にスパンコールが散りばめられたドレス、そして羽を一本一本集めて作った羽根飾り。これらの贅沢なルックでは、クリスチャン ルブタンがデザインしたクラッシュ加工のベルベットをあしらったヒール付きローファーや、鮮やかなパープルとマルチカラーのグリッターで覆われたローファーが、モデルたちの足元を彩りました。ロシアがまだソビエト連邦と呼ばれていた時代のサンクトペテルブルク、彼女が子供の頃に住んでいた家の中など、Sergeenkoのビジョンは卓越した芸術性と古き良き時代のグラマラスな魅力で輝き続けるのです。

All Photographs by © Sarah AUBEL / Agent Mel