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02.05.17
Viva MEXICABA! 芸術品とも言うべき最新作のトートバッグ

“いつもグローバルに物事をみている私にとって、世界中の最高の腕を持つ職人たちと共に仕事をするのはとても自然なことなのです。” -クリスチャン ルブタン

Holà from Mexico. 美しくエキサイティングな“Louboutin Cabas”(ルブタン トート)のコラボレーション第二弾MEXICABA。すべてがオーダーメイドのMEXICABAは、目を楽しませるような柄の手織りのコットン生地、ヴィヴィッドなマヤ風の刺繍、雄牛から作られたボーンビーズ、神話の世界の動物モチーフをペイントしたウッドビーズが特徴です。今回、MEXICABAはTaller Maya (マヤ工房)― Fundación Haciendas del Mundo Mayaの一員―とコラボレーションし誕生しました。Taller Mayaは、ユカタン半島に伝わる独自の職人技術を保護する団体です。

Taller Mayaは、文化が失われがちな時代において、真のクラフトマンシップを守ることをミッションとしています。この活動により、マヤ族の職人たちは長期的な経済的成長を実現しているのです。

素晴らしい職人の技術でラグジュアリーを再定義したTaller Mayaは、職人たちがただ働くだけでなく、共同体としての感覚を育むために、目的を持ち、安全でフレンドリーなワークショップの場を提供しています。所属する職人たちの多くは女性で、遠隔地の村同士や、より大きな共同体単位で小さなグループを作っています。メンバーの顔ぶれはさまざまで、伝統的なスキルをすでに受け継いでいる人から、祖母や曾祖母の技術を初めて習う人までいます。

FundaciónHaciendas del Mundo Mayaの社会的企業プログラムを通じて、Taller Mayaは長期的な経済的成長を実現しているのです。 FundaciónHaciendas del Mundo Mayaは、職人が働くワークショップを構築し、互いに学びながらクリエイティビティを刺激します。プロダクトデザイナーは独創的で芸術的な作品を生み出し、熟練の職人はクロスステッチ刺繍やウィービングなどのフォークアート技術を新しい職人たちに教えていきます。ユカタン半島の異なる地域の200人以上の職人がTaller Mayaを構成し、彼らの熟練した技術に利益がもたらされます。

“2002年にFHMMが始まって以来、私たちがグループとして取り組んできた最も重要でチャレンジングなプロジェクトの一つです。
このチャレンジを受け入れるには、関係する地域社会の職人をサポートするためにFHMMチーム全体からの献身的なサポートが必要であることを、前もって知っていました。クリスチャンルブタン予想。私たちは本当にクリスチャン ルブタンの人々と働くことをとても光栄に思いました。”
 -マリア‐カロラ・ディエス Fundación Haciendas del Mundo Maya / Taller Mayaディレクター

アイキャッチなMEXICABAのライニングには、メキシコの伝統的な祝日である、「死者の日」のモチーフにしたLoubiskullがデザインされており、クリスチャン自身のメキシコ民族芸術への愛が感じられます。“私はこの新しいバッグのライニングがとても気に入っています。メキシコの伝統的な祝日である、「死者の日」のモチーフが、ハッピーなゴーストへと姿を変え、周囲の注目を集めるポイントとなっています。”-クリスチャン ルブタン

全てのMEXICABAコレクションの売上は、Taller Mayaとメキシコの職人たちに直接的な利益をもたらします。クリスチャン ルブタンのブティックは売上から得た利益の10%を直接基金に寄付します。Taller Mayaの職人たちの制作作業に対しても、公正な賃金が支払われています。このトートバッグプロジェクトは、昨年、ルブタンが長年の友人であるヴァレリー・シュルンベルジェとともに、セネガルの首都ダカールでスタートしました。彼女は、自身の慈善団体CSAO(Company of Senegal and Western Africa)を通じて、セネガルの職人たちをサポートしてきました。ヴァレリーは、経済的に困窮している若い母親たちを支援する組織、ラ・メゾン・ローズの熟練の刺繍職人たちをルブタンに紹介しました。これをきっかけに、若い母親たちへの公正な賃金を保証しながら、バッグの売上の一部が弱い立場にある彼女たちのサポートへとつながる仕組みが確立され、Africabaコレクションが生まれたのです。現在も、CSAOによる刺繍は続いています。MEXICABAコレクションの各バッグには小さな人形のチャームが付いています。その人形たちがパリで着せられる洋服や、イタリアで着けられるアクセサリーは、元々はCSAOの女性たちが作ったものです。トートバッグのひとつひとつは、クリスチャン ルブタンのレザーグッズコレクションも手掛けている、イタリアをベースとした生産チームによって作られています。細部の仕上げは、パリで行いました。つまり、ひとつのバッグを通して世界中の職人たちの手がつながっているのです。

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