クリスチャン ルブタンは、ダンス、アート、クリエイティビティへの愛と情熱にインスパイアされたオリジナルライブパフォーマンスで2024年春夏コレクション発表。フランスで最も伝統的な大学であり、歴史上ヨーロッパで文化・科学の分野において高い評価を得ているパリのソルボンヌ大学の大円形劇場にて行われました。

今シーズンショーの演出と振付にベルギーとモロッコのアーティストであるシディ・ラルビ・シェルカウイ氏を起用。パリ・オペラ座バレエ団をはじめとする世界最高峰の劇団や、レディー・ガガやビヨンセをはじめとする国際的に有名なパフォーマーとのコラボレーションをしており、文化、宗教、民族問わない舞台を演出しており、国際的な評論家から高く評価されています。クリスチャン ルブタンも、シディ・ラルビ・シェルカウイ氏の様々な要素を融合して魔法のような体験を生み出すという情熱に敬意を表しています。

また、クリスチャン ルブタンは、ショーをより神秘的なものにするため、ドイツとペルシャのアーティストであるトビアス・グレムラー氏をショーのビジュアルクリエイターに起用。デジタルアートとデザインのパイオニアであるトビアス・グレムラー氏は、バーチャルと現実世界を融合したアート作品を制作することで知られています。今回は、クリスチャン ルブタンのアイコンであるレッドソールをもとに、ロボットスクリーンから浮かび上がる仮想の身体をイメージした作品が完成しました。

ショーでは16人のパフォーマーがコンテンポラリーダンスを披露。ダンサーのパフォーマンスに合わせて、ドイツのLEDウォールのリーディングカンパニーであるAumovis社が制作した超近代的な動くスクリーンが並置され、ラルビ氏指揮のもとコンピューティングマシンが指揮する振付に沿ってスクリーンが動きます。

ショーのゲストはダンサーやミュージシャン、そして世界発の世界初のバイオニック・ポップ・アーティストであるヴィクトリア・モデスタ氏。この才能あるアーティストはクリスチャン ルブタンの職人によって制作されたグラデーションクリスタルのストラスが施された義足でパフォーマンスを行い、パフォーマンス中は特別にデザインされた映像がスクリーンに映し出されます。

パフォーマンスと並んで注目なのは、ショーのサウンドトラック。これはラルビ氏とクリスチャン ルブタンがセレクトしたアラビア語の愛の詩。この詩はエジプトの伝統につながる言語であると同時に、異文化を大切にしている彼の意欲を表している。サウンドトラックは、ピアノとクリスタル・バッシェの生演奏により制作されています。

ショーの後は、グランドサロンでカクテルパーティーが開催されます。クリスチャン ルブタンの2024年春夏コレクションは、壮麗なギャラリーの中で披露され、クロームミラーで覆われたボックスの中でアイテムが浮かび上がるように展示されます。