La vie en red (sole) ～レッドソールについて～

レッドソール

クリスチャンルブタンのソールが赤い理由をご存知ですか？

それは1992年のこと、パリにある工房で試作品の最終確認をしていたクリスチャンは、靴底の仕上がりに納得できていませんでした。黒い靴底のせいで、完成したシューズは自分のスケッチよりも重たく感じられ、実際に履いてみても不格好。
エレガントやシックとはほど遠い仕上がりだったのです。

そんな時、彼の目に飛び込んできたのは、たまたまアシスタントが塗っていた深紅のネイルポリッシュでした。
クリスチャンはそのポリッシュで試作品のソールを塗り始めました。それが、今や彼のシグネチャーとなった赤いソールの始まりだったのです。

ネイルポリッシュの小さな筆の一塗りでクリスチャンルブタンの名刺代わりのトレードマークが誕生したのです。
今では有名になったアイコニックなレッドソールは、ルブタンの言葉を借りれば「幸運な偶然の産物」でしたが世界を魅了する、輝かしいレガシーの始まりとなりました。

小さな筆の一振りで、アイコニックなシグネチャーが誕生したのだ。アイコニックなレッドソールのヒールの生みの親である彼にとって、それは彼が言うところの偶然の「アクシデント」に過ぎなかったが、世界にとっては輝かしい遺産の始まりだった。

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「90年代初頭のフランスでは、色を着るのが嫌だと言う黒ずくめの女性がたくさんいた。色が嫌いなら、緑はチョイスしないと思うが、ネイルやリップに赤は選ばれるだろう？....だから私は赤にこだわることにしたんだ！」

クリスチャン・ルブタン signature image

赤といえばクリスチャンルブタン

クリスチャンルブタンにとって、赤はただの色ではありません。

伝説的なデザイナー、クリスチャン・ルブタンは、自身のトレードマークである赤色を、国際的に認識されるラグジュアリーの象徴に変えました。クリスチャンルブタンのシューズで歩む、一歩一歩が、パッション、パワー、セクシュアリティ、愛、バイナリティ、そして、ある種のスタイリッシュな "insouciance à la française "（気ままなフランス人）への一歩なのです。

革新的で大胆、そして唯一無二の彼の”レッドソール”は、映画やテレビ、音楽の世界で数え切れないほど称賛され、今では、ポップカルチャーでは欠かせない存在となりました。
クリスチャンルブタンならではの類稀なる才能で、アートとサヴォアフェール、個性溢れるクラフツマンシップにカリスマ性に満ちた上質さを融合させ、更なる高みを目指しています。

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